日本とオーストリアから、豪華ソリストやオーケストラ、合唱団が、

「第九」の本場ウィーンに一堂に会します。

UTAU DAIKU Chorus

混声合唱団『UTAU DAIKU Chorus』がこのコンサートの中心であり主役です。合唱団はこのコンサートのために日本からウィーンへと出向いた日本人たちで、様々な場所から参加されている男女300名以上の方で構成されており、オーストリアの皆様に歓喜の歌への情熱を伝えたい音楽愛好家の素晴らしい方ばかりです。

ソリスト

マーラ・マシュタリール <ソプラノ>




1984年ウィーンに生まれ、子どもの頃から児童合唱団のメンバーまたソリストとして、ウィーンの大きな舞台に出演。それ以外にも演劇、映画、テレビでも主役に抜擢される。2009年1月には東京の新国立劇場で「偽の女庭師」のサンドリーナを歌う。2009年6月には「ナクソス島のアリアドネ」のエコー役でウィーン・フォルクスオーパーにデビューし、2011年にはウィーン芸術週間にもデビューした。2012年/2013年のシーズンには、「ワルツの夢」のヘレネ、チャールダッシュの女王のスタージ、「フィガロの結婚」のバルバリーナとして出演。

小山 由美 <メゾソプラノ>




日本を代表する国際的なメゾソプラノ歌手。1996年に「ワルキューレ」のフリッカ役で日本デビュー。1997年に新国立劇場開場記念公演「ローエングリン」のオルトルート役で力強い歌唱を絶賛される。その後イェヌーファ、カルメン、アムネリス、ヴェーヌス、クンドリー、イゾルデ役等で賞賛を得る。国外ではバイロイト祝祭歌劇場、ローマ歌劇場等でワーグナー歌手として活躍。2008年には第4回ロシア歌曲賞を、2009年には「マクロプロス家の事」で“日本オペラ上演で特筆される業績”という高い評価で第40回サントリー音楽賞を受賞した。

ヘルベルト・リッパート <テノール>




幼少よりウィーン少年合唱団に入団し、ソリストとして活躍。カラヤンやサヴァリッシュの指揮のもとで、ボーイ・ソプラノとしてのレコード録音も残っている。テノールになってからは、G.ショルティやW.サヴァリッシュが彼を高く評価し、ショルティとは「マイスタージンガー」の録音でダーヴィッド役を務めグラミー賞を受賞している。ウィーン・フィルとの共演も多く、歌曲の夕べでの活躍と共に、オペラの分野ではウィーン国立歌劇場で活躍中。日本やアメリカでの活躍もめざましい、オーストリアを代表するテノール歌手である。

甲斐 栄次郎 <バリトン>




東京藝術大学卒業、同大学院修了。ニューヨークとボローニャにて研鑽を積む。2003年、ウィーン国立歌劇場にデビュー、10年間にわたり専属ソリスト歌手を務め、出演した舞台は40役で300公演を超える。グルベローヴァとの共演で歌唱、演技共に高い評価を得た「ロベルト・デヴェリュー」ノッティンガム公爵をはじめ、エンリーコ、ベルコーレ、シャープレス、マルチェッロ、レスコー等、イタリア・オペラ作品において特に高い評価を得ている。国内では、オペラ出演のかたわら“第九”や“ドイツ・レクイエム”等のソリストとしても活躍。



ウィーンカンマーオーケストラ [芸術監督:シュテファン・ヴラダー]

© Christian Buchmann


ウィーンカンマーオーケストラは1946年に創立され、かつての首席指揮者カルロ・ゼッキ、そしてゲストコンダクターだったユーディ・メニューインとシャンドール・ヴェーグはオーケストラにとって特別のパートナーであった。最近の首席指揮者にはフィリップ・アントルモン、エルンスト・コヴァチッチ、クリストフ・エーベルレ、そしてハインリッヒ・シフが就任。2004年からは準ゲスト・コンダクターに服部譲二を迎えている。2006年にはシフ指揮によるベートーヴェンの交響曲全曲演奏が行われ好評を博した。2008年5月からはシュテファン・ヴラダーが新しい芸術監督および首席指揮者に就任。以後、オーストリア国内のみならず国際的にもさらなる飛躍を遂げている。

シュテファン・ヴラダー

© Martin Stöbich


1965年ウィーン生まれ。1985年には国際ベートーヴェン・ピアノコンクールで最年少優勝を果たす。以後ピアニストとしてキャリアを積み、アッバード、メニューイン、シャイイー、小澤征爾、ティーレマンなどの著名な指揮者の下、ウィーン・フィル、ウィーン交響楽団、コンセルトヘボウ管弦楽団、シカゴ交響楽団、NHK交響楽団などのメジャー・オーケストラのソリストとしても活躍。指揮者としては、ウィーン交響楽団、ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団、リンツのブルックナー管弦楽団、バンベルク交響楽団、デンマーク放送交響楽団などをゲストコンダクターとして指揮し、前述通り2008年にウィーンカンマーオーケストラの芸術監督および首席指揮者に就任。2010年にはウィーンカンマーオーケストラを率いてドイツ各地で演奏旅行を行い大変な好評を得る。



コーラス・ヴィエネンシス [合唱指揮:アレクサンダー・ヨースト]

© Johannes Raimann; Austria 2012


1952年に設立されたコーラス・ヴィエネンシスは、日曜日にホーフブルク王宮のチャペルでウィーン少年合唱団と一緒に歌うかたわら、あらゆる時代の男声合唱のレパートリーを様々な合唱指揮者の下で歌っている。現在の合唱指揮者はラオウル・ゲーリンガーが務めている。コーラス・ヴィエネンシスは多くのコンサートでその多面性を証明しており、また、男声合唱のレパートリーを保存することも目的の一つとしている。現在約50名のメンバーが活動しており、全員がウィーン少年合唱団の出身である。長年培った強い絆と音楽を心から愛する気持ちを大切にしている。